【衝撃の事実】クレーンゲームの景品は全て800円以下!?【仕入れ値】

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クレーンゲームの景品は種類も豊富で魅力的な景品がとても多いですよね。

そんな景品達ですが、実は原価は意外と安かったりします。

本記事ではそのことに関してゲームセンター店員のアキンボが解説していきます。

最近のクレーンゲームの景品はよくできている

クレーンゲームの景品には、人形やフィギュア、機器系などたくさんの種類があります。
どれもとてもよく出来ていて買ったら高そうに見えますよね。

フィギュア

ワイヤレスイヤホン

ラジコン

上記のもの以外にも
高用量のモバイルバッテリー、人気キャラクター柄の掛け時計、貯金額を表示できる貯金箱、音楽プレイヤー、bluetooth接続可の多機能体重計など

最近のクレーンゲームの景品はとても実用的なものが多いです。

ゲームセンターの仕入れ値は最高でいくら?

さて、これらのとても実用的で多彩な景品をゲームセンターはいくらで仕入れているのでしょうか?

実はこれらの景品は、高くて税抜き800円です。
税金の10%が加算されると880円になります。

上に挙げたような機械類やフィギュアはほとんどが税抜き800円が仕入れ値になっています。
ちなみに、小物類は800円よりは安いものがほとんどです。

仕入れ値の800円には法律が関係している

これらの景品の仕入れ値は最高で800円と説明しましたが、これにはある法律が関わっています。

その法律が
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律” 略して風営法というものです。

この法律はゲームセンターや飲食店、パチンコ屋などの店をひっくるめて規制しています。

この法律の中でゲームセンターについて、要約すると
”クレーンゲーム機などには小売価格800円以下のものしか景品としか置けません”
ということが記載されています。

この法律があるからこそゲームセンターの景品は仕入れ値で800円以下のものしかないんですね。

読者様から指摘がありました。(10/10訂正)
“法律では1円たりとも景品の提供は認められていません(風営法第二十三条2項)。
800円はあくまで業界団体の自主規制です。
これ以下なら見逃してくれと公安委員会に陳情して決まりました。”

正しくはこのようになっています。

ご指摘頂きありがとうございました。

筆者の知識不足で大変申し訳ありませんでした。

では、ビデオ屋などにある高額商品はどういうことか?

ゲームセンターには小売価格800円以下のものしか置けないと説明しました。

でも、ビデオ屋などでPS4や任天堂switchなどの高額商品が景品のゲーム機がありますね。

この理由は
これらのお店は、独立した店舗を持っていないことやゲーム機の接地面積が営業面積の10%以下であることから風営法の規制の対象外の店となっているからなんです。

最後に

ゲームセンターの景品はとても高性能、実用的に見えるものが多くなってきています。
しかし、性能としては高くても800円の値段で製造するものですので、限界があります。

そのため壊れやすかったり、修理などのアフターケアが不十分であることもあります。

その点を理解した上で遊びながら取るのであれば問題はないですが、本当に自分が欲しいものを何千円もかけて取るのはあまりオススメできません。

今だとAmazonを探せば必ず代替品が見つかります。
その場合、値段によって、そちらの方が性能が良かったりアフターケアがあったりと優れている場合もあるからです。

まとめ

  • 最近のクレーンゲームの景品は性能がよく実用的なものが増えている
  • しかし、法律でクレーンゲームの景品は小売価格800円以下と規制されている
  • そのため、クレーンゲームの高性能に見える景品も800円以下で製造されている
  • クレーンゲームの景品は壊れやすかったり、アフターケアがなかったりすることもある
  • ビデオ屋などのクレーンゲームに高額商品が入っているのは、その店が規制対象外のため

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